慶應大学 総合政策学部 2016年 資料5


  • 等価所得による所得分配の平等・不平等を論じる際に重要な変数は家計の構成人数である。 
    • 扶養家族の多い家計と扶養家族数の少ない家計では、豊かさの程度すなわち厚生水準も異なる。 
  • 単身者は近年増加しつつある。 
    • 単身世帯の平均年齢は上昇傾向にある。 
      • 高齢者が増えている。 
  • 家計の構成人員の減少は、見かけ上厚生水準を向上させていることになる。 
    • しかし、現実には高齢単身者が増加しているため、問題は深刻である。 
    • 高齢単身者になった場合年金所得が減少する。 
      • これらは一人あたりの所得の減少をもたらし、所得分配の不平等化の大きな原因とみなせる。 
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